2022年ペット訪問火葬ペットメモリアルドマーニを開業し、2023年に粉骨事業を開始したしました、代表の布施です。

現在、コロナ禍でのペットブームと言うことで、さまざまな動物を家族に迎えるご家庭が増えているといいます。

昔と違い、猫は外に出さないように、犬は外で繋がないように、ペットは家の中で飼う様になり、まさに家族の一員として迎えるのが当たり前になっています。このように家族と同様か、それ以上にコミュニケーションを撮る機会が増え、亡くなる際は大きく落ち込んでしまいペットロスになってしまう方が増えているとも聞きます。

2020年、私は大きな病気を患い、死を身近に感じた時期がありました。このまま死んだらどうなるのだろう?死んだとしても世界は変わらず回っていくんだろうな。亡くなった、祖父、祖母、夭逝した弟、早逝した兄、子供の頃に飼っていた犬、家で父親が餌付けしていた野良猫2匹。身近で亡くなった者たちを色々と考えながら入院生活を送っていました。

人間は死んだら火葬をしてお墓に入って供養されるのが当たり前ですが、ペットは法律上はゴミと同じ扱いとなってしまいます。今ではペットも自治体が火葬してくれるところが増えてきましたが、合同火葬が一般的で、お骨は混ざり合ってしまうためにお骨を手元に残し、お墓に入れて供養してあげる事ができない。そこから色々と調べるとペットの火葬業者は玉石混交で詐欺紛いなことをしている業者も多く、ゴミを燃やす焼却炉などを使って焼骨したりと一部では社会問題化していることを知りました。

事務所を置く事になった牧之原市は私が生まれ育った場所で、高齢化が進んでいる地域でもあります。近所の海岸を散歩していると、犬を連れた方とよくすれ違います。一番近い火葬業者は隣町にありますが、これからどんどんと高齢化が進めば、亡くなったペットを火葬へ連れて行ってあげることも大変になるのではないだろうか?人間と違うペットだから人間とは違う送り方ができるのではないか?

そんなことを考えているときに、ペットの移動火葬炉があることを知りました。

移動火葬炉なら、人間と違い、家から送り出してあげる事もできるし、思い出の場所からでも送ってあげられる。家族として一緒に暮らしたペットたちにもっといい供養がしてあげられる。訪問することでご家族の負担も軽減できる。しかも、事業として成長できれば、雇用も生まれ高齢化が進む街のためにもなるのでは。

ペットメモリアルドマーニを開業するにあたっては志はできました。

ペットを飼う皆様のために、ペット自身のために、そして生まれ育った街のためにこの事業が大きくなればと思っております。